HSPを掘り下げてみる⑤内的生活を大事にする
HSPの提唱者であるアーロン博士は、HSPの7割が内向的な人間である、と言っています。
内向的、つまり外界にはあまり関心がなく、生き方や心理、人の生死といった人間の本質的な部分にとても関心があると。
私はそれに該当しますね。まわりの世界がどうなっていても、あまり興味がありません。どちらかというと、この人はどんな性格で、どう生きてきたんだろう?と夢想したりしてます。(でも面と向かって聞く勇気はない)
また、非HSPとのもっとも大きく違う点は、初めての空間で、適当に楽しむ、ということができないというところ。
うーわ。これ、ガチ当てはまりますやーん!
前に会社の同僚に言われたのが
「うつ餅さんって、ものすごく気を使ってその場を明るくしようと頑張っちゃいますよね」
あー。そうだなーって。
初めての人と話すときには、砕けた会話ができません。『何を聞いたら気を悪くしないかな?』『こんなこと言ったら空気悪くしちゃうかな?』と考えすぎて、結局沈黙になっちゃいます。会話が一往復して、沈黙。また一往復して、沈黙。
汗ダラダラ。
帰りたーい帰りたーい。
でも慣れてくるとそう言った気持ちはなくなります。
慣れるまでに時間がかかるんですが…。
人見知りって言葉を使ってたんですけど、気にしすぎな人ってことなんですよね。
でも内的生活というのは感覚的にはとてもいいことだと思います。
いい音楽に感動できたり、
綺麗な絵をみて、その絵がどういう風に描かれていったのかを夢想したり。
私の趣味の一つに『奈良』っていうのがあります。
は?
って言わないでくださいね。
私、奈良好きなんです。どっちかっていうと橿原の方ですけど。
橿原神宮のあの荘厳なお社。
石舞台古墳や、高松塚古墳をみて、どんなひとが、どういう思いで作ったんだろうと考えながらお散歩したり。
京都の華美な雰囲気より、奈良の重厚な歴史観が大好き♡
奈良に行く時は基本ひとり旅です。
誰かといっても夢想し過ぎて無言になっちゃうから。
あー。また奈良に行けるようになりたいなぁ…