コールセンターの方、頑張れ!
ども。うつ餅です。
私は10年ほどコールセンターで働いておりました。
毎日いろんな方達からの電話を受けます。
コールセンターと言えば
クレーム
どんな時に1番クレームが多いかと言うと
回線がダウンしている時
何時間かけても繋がらないじゃないかっ!
というお叱りを山のように受けます。
中には
悪いと思うなら1万回謝れ!
ヽ(*`皿´*)ノキィィ─︎─︎!!!!!
と言う方もいました。
今だから言おう
そう言うこと言ってっから、回線が繋がんないんだよっ!
分かりますよ。
ほんとに困って電話かけてるのに繋がらないもどかしさ。
ストレスでしょう。えぇえぇ。
でもね。電話をかけているあなたも感情のある人間なのであれば
電話を受けているのも感情のある人間なんです。
コールセンターでまず教わるのは
いかにクレームで承った数々の言葉(罵詈雑言含む)を自分のココロに仕舞い込まないか
ということ。
電話で直にお叱りを受けると、自分が叱られたかのように感じてしまう人は多いです。
それをいかにうっちゃりでかわすか、というテクニックを学びます。
なんで今こんなことを話してるかというと、
新型コロナウイルス関連肺炎に関する電話相談窓口(コールセンター)の設置について 東京都福祉保健局
ここのコールセンターで勤務されてる方は、ほんとに今大変なんだろうなぁ…、と経験則から推察しているから。
こういう急にできたコールセンターは大変なんです。
人材を急に集めるのは大変なので、いろんな別のセンターから人をかき集めて、ほとんど研修がないまま、スクリプトに従って対応していく。
電話は鳴り止まない。
出たらかなりの確率で怒られる。
対応が長引けばトイレにも行けない。
そんな状況。
いろんなセンターから集まっている人材ですから、ある程度の経験はある人が多いですが、それでも鳴り止まないコールにくったくたになる毎日。
絶対に、今、このコールセンターで働いてる人は大変な思いをしていると思います。
このセンターは今では『戦場のいっちばん前にいる人』になっているはず。
いくらクレーム慣れしている人でも、毎日とめどもなく繰り返される
ちょっとぉ!どれだけ待ったと思ってるの?
という言葉に苦しんでないはずがないです。
厚労省、福祉保健局のセンターで働いてる皆さん
心から尊敬します
うちに帰ったらゆっくりしてください。
休憩時間になったら思いっきり笑ってください。
お風呂に入って寝る前には、今日あったことはすっかり忘れてください。
頑張れ!そして頑張りすぎるな!
そしてこれらのコールセンターに電話をされる皆さん。
電話を受けている人も『人』です。
怒っている気持ち、不安な気持ち、焦っている気持ちは痛いほど分かります。
でも、たまたま回線がつながった人にその思いをぶつけたところで、あなたの気持ちは本当に休まりますか?
怒りを人にぶつけたことを後悔しませんか?
今、みんながみんな不安です。おんなじなんです。
一時の感情を、一瞬の感情を人にぶつけることに、なんの得もありません。
ゆっくり深呼吸して下さい。
私たちオペレーターは皆さんからの
ありがとう
という言葉に励まされ、癒されながら次のコールに出るんです。
怒りは一瞬。
一瞬なんですよ。
コールセンターで働く皆さん。
大好きだぞ!