毒親だったのね 10代の頃
なんでこんな性質、病気になっちゃったのかなー、と振り返るのも大事だと思いつらつら。
私の人生の記憶。1番最初の記憶は3歳くらい。
私はものすごいおばあちゃん子でした。暇さえあるとおばあちゃんの部屋で遊んでた。
姑との関係が悪かった母親は、私がおばあちゃんといるのが本当に嫌だったらしく、何かと理由を見つけて私をおばあちゃんの部屋から出そうとしてました。
ある日、おばあちゃんの部屋で寝てしまった私を母親が抱っこして子供部屋に連れていき、布団に寝かせた後、『おやすみ』といいながらキスされました。
その時
きもちわるっ!!
と思ったのを覚えています。
私はおばあちゃん以外の家族が共有しているものを使うのが嫌でした。
歯磨きのコップとか、グラスとか、お箸も誰かが使ってるものをとりあえず使うって事が出来ませんでした。
生理的に家族を受け付けてなかったんですね。
うちは、父親、母親、6歳離れた兄がいます。
父親も母親も、兄を『次期家長』としてとても期待してました。何をするにもお兄ちゃんがお兄ちゃんが、って。
私ってなんなんだろな?
そう思ってました。
家族団欒なんてなし。兄が中学に入る頃には夕食も一緒に取らず、それぞれ別々。家族ってそんなもんなのかなと思いつつ、じゃあサザエさんのご飯のシーンはなんなんだろう?と思ってたなー。
そんな風になんとなく放置の私にも、何かを決定するのは母親。
着る洋服も、ランドセルも私の希望は叶えてもらえず、母親の買ってきたものをただ身につける。
一度、どーっしても着たくない洋服を母親が買って着たとき、露骨に嫌な顔をしたら、激昂した母親は『じゃあ2度と着なくていい!』と言い放ち、そこからしばらく口を聞いてもらえませんでした。
そういえばこんなこともあったな。
中学2年の時に初めて彼氏が出来たんですけど、それを知った母親は激昂。
その当時、中学生がお付き合いしてた彼氏との子供ができちゃってー、という内容のドラマが流行っていて、それをまにうけたんでしょうね。
『受験の大事な時期に子供ができたらどうするの!』
と言われました。
は?
キスもしてませんけど?
それから母親はまたしばらく私を完全無視。父親は仕事仕事の人なので、無関心。
こうなると、兄が仲介にはいってくれるものじゃないですか。
ですが、兄もトンデモな人で、自分の部屋に私を呼び出し、自分が書いた手紙を読めと。
そこには、
「君が人を好きになる気持ちはわかる。だが、お母さんがどんなに苦しんでるかもわかってほしい。
高校に入って彼氏を作ればいいじゃないか。今はその気持ちを忘れて勉学に励んでほしい」
と書かれていました。
は?恋愛ってそんなに罪なことなの?
全く理解できませんでした。
それから、彼からの電話も取り次いでもらえず、どこか出かける時には行き先と、誰と行くかを事細かく聞かれるように。
結局彼とはうまくいきませんでした。
そんな十代前半。
んー。
今思い返しても波乱万丈だなぁ…