山口真由さんにグッときた
ども。うつ餅です。
基本CSしか見ない私の唯一見ている地上波は、羽鳥さんのモーニングショー。
今朝は川崎の事件について、犯人の内面と、それに関してワイドショーやSNSで繰り広げられてる様々な意見についての特集をしてました。
解説者として、様々な問題と取り組んでいるカウンセラーと、一度『人を殺してやりたい』という思いを持ちながらもカウンセリングによって立ち直り、今は自身もカウンセラーとして働いている方が登場。
事件のコメントについては、みなさんそれぞれの意見があると思うので割愛しますが、その特集の中で
『過眠症』
になってしまった人と、その時の会社の上司の対応についての論議がありました。
過眠症ってのは、起きたいけど起きることができなくて、夕方まで寝てしまう、と言うのが症状らしいです。
その方に対して、勤めていた会社の方は、
『だらしがない。気の持ちよう』
と言い、最後には会社を解雇されたのだとか。
それでさらに落ち込んだその人が、解説者の元にカウンセリングを受けた時、解説者の方が言った言葉は
『辞められて良かったじゃない!』
と言う賞賛の言葉。
あー。ぐっとくるー。
んで、その後、山口真由さんが声を詰まらせながら自身の体験をお話ししました。
彼女も
起きたくても起きれない。
働きたくとも身体が動かない。
と言うことを体験したようです。
そしてそんな自分を『ダメ人間だ』と責めたこともあったのだとか。
その気持ち、すんごくよくわかる。
起きたいんですよ。仕事にも行きたいんです。
でも身体がどうしても動かない。
そして自分を責める。
そんな状況を周りは
『だらしがない』
と責める。
悪循環の始まりです。
私もうつうつさんが再発したときは、その事で自分を責めていました。
でもカウンセリングの先生は
『病気を悪いことって思ってるの?もったいない』
と。
『身体が動かない、ってことは、脳が「頑張りすぎだよ。休んでいいんだよ」って事を気づかせようとしている事なんだよ。それって悪い事じゃないよね?』
と。
目から鱗と涙がポロポロ。
あー。悪い事じゃないんだー。教えてくれてるんだー。
と思えた瞬間でした。
東大をでて、アメリカと日本の弁護士資格も持ってて、とてもお綺麗な山口真由さんでも、人知れず悩んだり、辛かったことがあるんだな、それを口に出せるようになってるんだな。
と、観ていてグッときました。
こうあるべき。
こうでないとダメ。
と言う気持ちを捨てる事。
それでいいんだよって人を見つける事。
その大切さを教えてくれたような気がします。
んー。いい回だったなー